天草の後編
写真はリップルランドです。買い物などができるみたいですがこの時点でまだ朝の9時半ぐらいだったので店は開いてませんでした。
天草市を抜けて
イルカセンターに着きました。天草はなんとイルカウオッチングでも有名なのです。
いろいろ珍しい食べ物も売ってます。
一番早い便まで1時間待ち、しかも一度出航してから帰るまで1時間のコースらしいのでかなり迷いましたが
とりあえず乗ってきました。
イルカセンターから1時間ぐらい走ると世界遺産の崎津集落に着きます。道の駅に車を止めて歩いたほうが良いです。
いい感じの通りを進むと
突然教会が現れます。現在も全然使っているようです。向かいに無料の資料館があります。近くに神社もあります。資料館での資料によると、天草四朗が島原の乱を起こしてから崎津のキリシタンの人は幕府に激しい弾圧を受けます。外人の神父も国外退去になります。しかし崎津の人は表向きは仏教徒のようにふるまいながら隠れて信仰を続けます。柱に御神体を隠したり、貝殻に浮かんだマリア様を拝んだり。毎年踏み絵をしなければならなかったらしいですが、踏んだわらじを煮てその汁を飲んだりして信仰を続けます。弾圧されながら250年間信仰を続けて明治になって禁教が解かれ昭和9年に上の教会が建てられらそうです。そういう目で見るとかなりありがたい教会ですね。日本人はクリスマスはキリスト教で葬式は仏教だとかいうのとは全然違います。しかし、この時点で3時半を過ぎており、三角公園まで2時間半、そこからさらに2時間半で宿舎に着いたのは19時半になりました。朝6時に出て13時間半の行程で非常に疲れましたがかなり良い思い出になります。イルカウオッチングはかなりハードでめちゃくちゃ揺れるし、海水はかぶるし、船酔いはするし、子供はゲーゲー吐くし大変です。行きはかなりテンションが高く子供なども騒いでいますが帰るころには誰もが無言です。イルカは見れるし面白かったけどもし乗るならかなり覚悟を決めてから乗ったほうが良いです。イルカ船に乗らずに崎津にまっすぐ向かい昼食を崎津で食べて帰路につくのが無理の無い行程だと思います。道は午後になると混んでくるので朝早く出発するのは正解だと思います。